機械加工の知識がやさしくわかる本 (単行本)
- フォーマット:
- 単行本 電子書籍
著者 | 西村 仁 著 |
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ジャンル | ビジネス書籍 > 生産・技術・品質管理 |
シリーズ | 技術/専門知識を仕事に活かす本 > 生産現場の知識(機械保全・自主保全、技術英語、物流・生産管理・品質管理・5S) |
出版年月日 | 2016/09/25 |
ISBN | 9784820759355 |
判型・ページ数 | A5・216ページ |
定価 | 本体2,000円+税 |
こうした基礎知識は、技術者や製造担当者のみならず、資材購買、品質管理、生産管理、営業部門といった間接部門でも大切な知識となります。
しかし、この三大知識は、理工系それも機械工学科でなければ習得する機会がありません。
文系出身者が多い間接部門では、OJT でしか学ぶ手段がありません。
基礎的な入門書であっても理工系の基礎レベルで記述されており、文系出身者には理解が難しいのが実情です。
文系出身者でも理解できる内容を目指し、一般知識を中心にして、特化した専門知識には触れないことを基本に、機械加工の基礎を説きます。
1)モノづくりにおける加工の位置付け
2)最適な加工法を選択する視点
3)加工を5つのグループで見る
4)切削加工の特徴を見る
5)成形加工の特徴を見る
6)接合加工と局部を溶かす加工の特徴を見る
7)熱処理と表面処理の特徴を見る
8)加工の流れと自動化
第2章 削って丸形状をつくる旋盤加工
1)旋盤加工の特徴と旋盤の種類
2)工作物のチャッキング方法
3)旋盤に使用する工具
4)旋盤の加工条件
5)図面の意図を読む
第3章 削って角形状をつくるフライス加工
1)フライス加工の特徴とフライス盤の種類
2)工作物のチャッキング方法
3)フライス盤に使用する工具
4)フライス盤の加工条件
5)自動のNC工作機械
6)切削加工で生じる現象
7)切削油剤について
8)図面の意図を読む
第4章 ボール盤による穴あけ加工
1)穴あけ加工の特徴
2)ボール盤の種類と構造
3)ボール盤に使用する工具
4)図面の意図を読む
第5章 砥石で仕上げる研削加工
1)細かく削る研削加工
2)さらに高精度な研削加工と研磨
3)基準となる平面をつくるきさげ加工
第6章 型を使って変形させる成形加工
1)型で打ち抜く板金加工
2)溶かしてつくる鋳造
3)プラスチック加工に適した射出成形
4)金属を叩いて鍛える鍛造
5)圧延加工と押出し・引抜き加工
第7章 材料同士の接合加工と局部的に溶かす加工
1)溶かして一体化する溶接
2)放電を使ったアーク溶接
3)電気抵抗による発熱を使った抵抗溶接
4)ろう付けと接着
5)光を使ったレーザ加工
6)精密加工に適した放電加工
7)エッチングと3Dプリンタ
第8章 材料の特性を変える加工と材料取り
1)材料内部を変える熱処理
2)材料の表面を変える表面処理
3)材料取りの切断加工
4)すべての加工で行うバリ取り
第9章 品質を保証する測定器
1)測定の意味
2)直接測定の測定器
3)間接測定の測定器
4)表面粗さと硬さの測定器
これからのステップアップに向けて